スピーキングと流暢さ
教科書っぽくならない、英語会話で趣味を説明する方法
多くの学習者は「What are your hobbies?」に趣味をリストで答えてしまい、会話がそこで終わります。趣味 英語 会話 説明 仕方 を身につけるとは、そのリストを相手が聞きたくなる話に変えることです。ここでは、その構造、使えるフレーズ、練習法を紹介します。

リストで答えるのが、会話を終わらせる最短ルート
多くの英語学習者に暇なときに何をしているか聞くと、決まって同じ答えが返ってきます。「I like reading, watching movies and playing football.」文法は完璧ですが、会話としては死んでいます。相手はつかむものが何もないので、うなずいて「nice」と言い、ふたりともスマホに手を伸ばすことになります。
問題は語彙ではありません。ほとんどの学習者は自分の趣味を表す単語を知っています。問題は、会話をするためではなく、質問に答えるためだけに教えられてきたことです。「what are your hobbies?」にリストで答えるのは、「how are you?」に診断書で答えるようなものです。それはやり取りを開くのではなく、閉じてしまいます。
よい答えが実際にしているのは、相手にフックを渡すことです。フックとは、相手が質問したり、反応したり、共感したりできる具体的なディテールです。「I read」では何も渡せません。「I mostly read crime novels, and I have a terrible habit of guessing the killer by chapter three」なら、会話が転がっていく方向が3つ生まれます。これがスキルであり、練習で身につきます。
英語会話で趣味を自然に説明するには?
自然な説明には、ネイティブスピーカーが無意識に使っているパターンがあります。まず趣味の名前を言う。次に、どのくらいの期間か、どのくらいの頻度か、どうやって始めたかという枠を足す。そして、それを自分だけのものにする鮮明なディテールをひとつ添える。この3つ目のステップこそ、教科書が飛ばす部分であり、あなたを流暢に聞こえさせる部分です。
同じ質問への2つの答えを比べてみましょう。「I like cooking」は事実です。「I have been cooking seriously for about two years, and my current obsession is getting homemade pasta to the right texture」は人間です。2つ目のほうが言うのが難しいわけではありません。時間と具体的なイメージをひとつ足しただけで、相手の頭の中にカウンターの前に立つあなたが浮かびます。
これは中級レベルでは文法よりも重要です。第二言語の流暢さに関する研究では、自然に聞こえる学習者は、毎回ゼロから文を組み立てるのではなく、決まったかたまりや枠を使い回していることが一貫して示されています。あなたは趣味について新しい文を発明しているのではありません。練習した枠に、自分のディテールをはめ込んでいるのです。
いつでも効く3文の公式
構造を全部示します。これは、名前のつく趣味ならほぼ何にでも使えます。
1文目:名前を言って、枠をつける。「I have been into photography for a few years now.」枠は時間で、「been into」は教科書的な「my hobby is」よりずっと自然です。別の言い方なら「I recently got into」「I have been doing it since」「I picked it up during lockdown」。
2文目:具体的なディテールをひとつ。「I mostly shoot on film, which means I only get 36 chances and every one of them counts.」これがフックです。具体的で、少し意外で、その活動だけでなく、人としてのあなたを語っています。
3文目:返す。「Do you take photos at all?」または「Have you ever tried film?」これで会話を相手に返します。これがないと、ただの上手な独り語りです。これがあれば、やり取りが始まります。忍耐強い相手がいなくても返しを練習したいなら、Tutoroの会話パートナー相手にこの3文をまるごと練習できます。相手は本物の人間のように質問を返してくれます。
この公式が何ではないかに注目してください。丸暗記したスピーチではありません。枠、ディテール、返すという3つの動きです。この3つができるようになれば、どんな趣味でも相手を招き入れる形で説明できます。
教科書ではなく、人として聞こえるフレーズ
教科書は「I am fond of」や「I am keen on」を教えます。60歳未満でこれを普段の会話で使う人はいませんし、使うと一瞬で学習者だとバレます。実際に使われるフレーズを、役割ごとに紹介します。
期間を言うなら:「I have been doing it for ages」「I got into it a couple of years back」「I only started recently」。どのくらい好きかを言うなら:「I am really into it」「I am a bit obsessed」「it is my main thing at weekends」。魅力を説明するなら:「what I love about it is」「the best part is」「it is my way of switching off」。
マニアックな趣味をやわらげる言い方も覚えましょう。自己認識があって好感が持てる人に聞こえます。「it is a bit niche, but」「this is going to sound nerdy, but」「I know it sounds odd, but」。こうしたクッション言葉は流暢さのサインです。語彙を披露しているのではなく、場の空気を読んでいることを示します。
ひとつ注意。これらを全部暗記しないでください。自分の趣味と性格に合うものを3つか4つ選び、自動的に出てくるまで練習します。自分のものにした少数のフレーズは、迷いながら使う長いリストに勝ります。
答えたあと、どうやって会話を続ける?
どんなに優れた説明も、話すのをやめて相手をじっと見つめたら台無しです。会話は順番を取るゲームで、答えるだけの学習者は仕事の半分しかしていません。3文のあとには返しの質問が必要で、よい返しの質問は礼儀ではなく具体的です。
「Do you have any hobbies?」は礼儀正しい質問ですが弱い質問です。負担を全部相手に押しつけます。「Have you ever tried baking bread?」は具体的で答えやすい。「What do you do to switch off after work?」はさらに良い質問です。趣味はないと言い張る人でも、誰にでも答えがあるからです。
さらにフォローアップという動きがあります。相手が答えたら、ひとつのディテールに食いついて質問します。相手が走ると言ったら、どこを走るのか、どう始めたのか、何か聞きながら走るのかを尋ねます。これはアクティブリスニングと呼ばれ、会話のラポールに関する研究では、相手があなたと話して楽しいと感じるかどうかを最も強く予測する要素のひとつとされています。語学スキルというより習慣で、どの言語でも通用します。
趣味が珍しい、または説明しにくいときは?
珍しい趣味は、平易な言葉で説明できるようになれば、問題ではなく強みです。コツは、専門的な名称ではなく、実際に何をしているかを描写することです。「I do Brazilian jiu-jitsu」と言われても、相手はそれが何か分からず沈黙するだけです。「I train a grappling sport, kind of like wrestling, and I have been at it for three years」なら伝わります。
同じルールが、独自の語彙を持つ趣味にも当てはまります。編み物、ゲーム、バードウォッチング、クライミングにはそれぞれ専門用語があり、外の人にとっては会話を殺す言葉です。翻訳しましょう。「I play a game where you build a city and defend it」は、タイトル名を言うより伝わります。相手が食いついてから、正式名称を足せばいいのです。
本当に趣味がない場合でも、答えはあります。「Honestly, I do not have a big hobby at the moment, but I have been meaning to get back into swimming」は、完全で正直で、会話に使える返答です。枠をつけ、ディテールを足し、フックを返しています。中身が「ない」でも、この公式は機能します。
必要になる前に、どう練習する?
公式について読むことと、パーティーで英語で質問されたときに使えることは別です。必要なのは少し時間のプレッシャーがある状態で引き出す力で、それは反復からしか身につきません。10分でできる練習法を紹介します。
まず、ひとつの趣味について3文を書きます。声に出して5回言い、次に何も見ずに言ってみて、毎回少し変化をつけます。次にスマホで録音して聞き返します。話しているときには気づかなかった詰まりが聞こえてきます。それこそが必要な情報です。3つ目に、2つ目の趣味でも同じことをします。実際の会話はひとつの話題にとどまらないからです。
独学で足りないのは、フォローアップの質問をし続けてくれる相手です。相手が「and what else?」しか聞かない練習会話は、本番の準備になりません。ここでAI英会話練習のセッションが練習を変えます。講師があなたの趣味について尋ね、答えに反応し、本物の人間のように追加の質問を投げ返すので、独り語りではなく順番の取り方を練習できます。忍耐強い人間がいないときの代役としては役立ちますが、本物の場の緊張感を置き換えるものではありません。
この3文の説明を、フォローアップの質問が尽きない相手と練習したいなら、Tutoroは話す講師とのチャットの中で会話全体を進めます。あなたが趣味を説明し、講師が反応して次の質問をし、弱かった単語やフレーズはあとで自然に再登場するので練習が定着します。実際の会話で固まってしまう学習者に向いており、まずは気楽に練習できる場が必要な人に適しています。すでに定期的に話す相手がいるなら、必要ないかもしれません。
よくある質問
この記事を読んだあと、学習者から最も多く寄せられる質問です。
Common questions
英語で「what are your hobbies」にはどう答えればいいですか?
リストではなく、趣味をひとつ選びます。どのくらい続けているかを言い、それを自分だけのものにする具体的なディテールをひとつ足し、最後に相手へ質問を返します。たとえば「I have been into photography for a few years, mostly film, and I love the suspense of waiting for the photos.」のように言います。
英語で趣味について話すときの自然なフレーズは?
「I am really into」「I got into it a couple of years back」「I have been doing it for ages」「it is my way of switching off」を使いましょう。カジュアルな会話では堅く古臭く聞こえる「I am fond of」のような教科書フレーズは避けます。
英語で珍しい趣味はどう説明すればいいですか?
名前を言う前に、実際に何をしているかを平易な言葉で説明します。専門的な名称を先に出すのではなく、「I train a grappling sport, kind of like wrestling」のように言います。専門用語は日常的な言葉に置き換えて、相手が情景を思い浮かべられるようにします。
趣味の話をしたあと、会話を続けるにはどうすればいいですか?
漠然とした「do you have hobbies?」ではなく、「Have you ever tried baking bread?」のような具体的な返しの質問で答えを締めくくります。そして相手の答えのディテールをひとつ拾って質問すると、信頼関係が築けます。
実際の会話の前に、趣味の説明を練習するにはどうすればいいですか?
ひとつの趣味について「枠・ディテール・返す」の公式で3文を書き、声に出して5回言い、録音して聞き返します。2つ目の趣味も練習し、フォローアップの質問をしてくれる相手やAI会話講師と練習しましょう。